時間をうまく使うためのコツ

時間をうまく使うコツは、2つあります。

  1. 自分が計画的かつ効率的に動くこと、
  2. 自分の周りが自分のために効率的に自分を支援してくれる環境をつくること

です。当たり前だと思った人、そのとおりです。しかし、できているかというとなかなかできていません。

 

計画なく行動してしまったり、自分の生産性(時間当たりの成果)が低ければ、時間をうまく使えません。計画通りに行動するためには、行なうべきことの重要度や緊急度、それを行うために要する時間を測定してムリのない計画を立案しなければなりません。そして計画通りに行動できるよう、自分の能力を十分なレベルに引き上げる知識の習得や経験を積むことに貪欲になる必要があります。

 

私は計画を立てるのは好きですが、気付くといつもスケジュール通りに進んでいない、という毎日です。最大限成果をあげられる能力を身につけることに努力を怠ってはなりません。実はこの記事を書いて思うのですが、心身の健康が一番大事かもしれませんね。健康がうまく管理できていないと、思いがあっても、またそれをこなす能力があったとしても、先に進めないことは明らかです。

 

なお、健康管理のなかには、生活習慣のコントロールも含まれます。前日に、夕食を食べすぎたり、お酒をたくさん飲んでしまったり、遊び疲れてしまっては、翌日にやるべきことができません。ストイックになる必要はないですが、何かをしようと思えば、ある程度の克己は必要と思います。

 

仕事でいえば、仕組みがうまくできていない、他の部署のスタッフや上司、そして部下までもが自分の時間を阻害する、突発的な出来事がよく起る、というのであれば、いくら計画通りに動こうとしてもうまくいく筈はありません。日ごろから業務改善を行い、合理的な仕事をできる環境をつくったり、他部署や上司、部下を「味方につけておく」ことが必要です。そのことにより自分の仕事が邪魔されることを排除したり、仕事を支援してもらうよう仕掛けていくのです。

 

また、場合によれば取引先やお付き合いする人全ての人を仲間にしていくと、どのような活動を行うにしても良い結果を生むと思います。人間力を養う、常にウィンウィンの関係をつくることや、相手の立場に立ち仕事や生活をしていくことを心掛けること、そしてギブギブの意識が必要かもしれません。

 

ここで、人間力を養うということは、信念をもち行動することや、心を常に透明にして素直に物事を受容れ、解決できる力をつけることと同義です。人生はながいようで、とても短く、健康寿命を考えると、せいぜい80年くらいしか思い通りに生きられません。お正月が80回くれば自由に動ける自分から見捨てられます。

 

終わりがある。だからこそ、日々の時間を大切に、やりたいこと、やらなければならないことをやり遂げ満足して達成感のある人生を生きられるよう行動しなければなりません。

 

であれば、大した事はできないのですが、悔いのないよう、達成感を求め、一瞬たりとも時間を無駄にはできないですね。常に社会人として、人としてどのような自分や、環境をつくればよいのかを考え行動する必要があります。

 

もちろん、仕事を辞める時期がきたとしても、残された自分の時間をできるだけ有効に使うために同じ考え方で生活することが大切です。仕事以外のやりたいこと、やらなければならないことは、数多くあるからです(疲れ果てれたとき、たまには時の流れに身を任せ、流浪する時間も必要かもしれませんが…)。

 

時間をうまくつかうためのコツをつかみ、悔いのない豊かな人生を手に入れたいものです。